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Lightningは“接点むき出し”、なのになぜ触れてもビリッとしないの?

iPhoneiPadでおなじみの端子「Lightning(ライトニング)」。充電にデータ転送に必要不可欠な存在ですが、表面を見ると接点がむき出し...これって触れてもだいじょうぶ? ビリっとこない? と気になったことはありませんか?


そう、Lightningは端子がむき出しですから、指でつまめば(持ち方にもよりますが)プラス/マイナス極に同時に触れることになります。もう一方がUSB ACアダプタやモバイルバッテリーに接続されていれば5Vの電圧がかかるため、皮膚を介して電流が流れる可能性大です。



Lightningは接点がむき出し...触れても大丈夫なのはなぜ?

しかし、実際のところ通電中のLightning端子に触れても人体にはほとんど影響がありません。皮膚が乾燥している場合、人体の抵抗値は5,000Ω程度といわれますから、5VのLightning端子を通じて人体に流れる電流はオームの法則(V電圧=R抵抗×I電流)から0.001A/1mAと低いものだからです。


一般的に電流が人体に流れたときには、1mAでビリッと、5mAで痛みを、10mAで我慢できないほどの衝撃を受けるとされています。その点ではLightning端子もまったくの無感覚とはいえませんが、USBはつねに電流が一定になるよう制御されている定電流電源ではないため、ビリっと感じる可能性はかなり低くなります。濡れた指先でつまみでもしないかぎり、何も感じないことでしょう。


ただし、これは5V以上の電圧がかからないよう設計されている「正規のLightning」だからこそ。Appleが定める「MFi(Made for iPhone)」の認定を受けていない同等品の場合、電圧が5Vで一定するとはかぎりません。電源が100Vの日本国内はともかく、海外では200Vの国・地域もありますから、危険度は一気に高まります。ましてや風呂場など濡れた場所で触れるなど論外、決して端子を指でつままないよう注意しましょう。


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